校訓・教育目標・校長メッセージ・沿革
充実の体験活動で
「やりたい!」を見つける学校
〜自立した大人の女性へ〜
校訓
-
自分を高め
自分らしく生きる -
多様な価値観を認め合い
共に生きる -
新たな時代を
創り出す
教育目標
教育基本法の精神に則り、急速に進展する国際化社会・情報化社会などの社会の変化に対応し、生涯にわたって主体的に生きる女性としての人間力を培い、本校の校訓である「自立」「共生」「創造」をモットーに、自己教育力を身につけた良き社会人の育成に努める。
- 健康にして豊かな知性と心情を備えた生徒の育成に努める。
- 真理と正義を愛し、自由と民主主義を守り、社会へ奉仕する精神の育成に努める。
- 豊かな創造性と主体性を持ち、個性を伸長開花させながら自己実現を目指す生徒の育成に努める。
- 人権に関する知識理解を深め、態度や行動に現す人権感覚を持った生徒の育成に努める。
- 社会の変化に対応できる広い視野を持ち、将来社会に参画できる人材の育成に努める。
校長メッセージ
校長大洲 隆一郎
今年で創立99年目を迎える本校は、大正14年5月15日、警固神社の隣、現在の警固公園・ソラリアプラザの地に福岡市立第一女学校として創設され、昭和26年から福岡市立福岡女子高等学校となり、現在に至っています。
卒業生は2万3千人を上回り、創立以来、「自立・共生・創造」の校訓のもと女子教育の中心的役割を担い、時代の変化とともにその伝統を発展させつつ、社会を支える多くの優れた方々を産業や教育をはじめとして様々な分野に送り出してきた県内でも有数の歴史と伝統を誇る女子高等学校です。
本校は、「めざす学校像:相互に認め合い高め合う温かい信頼関係の中で、安心して個々の個性や能力を最大限に発揮しチャレンジすることを通して、豊かな心と未来を生き抜く力が育まれる学校」において「めざす生徒像:自他を重んじ、生涯にわたって主体的に生きるための人間力を身につけようとする生徒」を育むために、校訓の理念を次のようにとらえ、その実現をめざしています。
「自立」:自分を高め自分らしく生きるための進路を切り拓く。
「共生」:多様な価値観を認め合い、他者と協働できる豊かな人間性を涵養する。
「創造」:豊かな教養と課題解決能力を身につけ、新たな価値を創出する。
特に今年は、3つのキャリアプログラム(①地域連携プログラム ②国際交流プログラム ③高大連携プログラム)を自由に組み合わせて自分の可能性を広げ、自分らしい進路実現をめざす取組を推進しています。
具体的には、以下のような本校ならではの特色ある取組へのチャレンジを中心に、自分の在り方、生き方への考えを深め、社会の変化に柔軟に対応して学び続ける主体性及び、困難な問題の解決に向けて協働して取り組むためのリーダーシップやフォロワーシップ、チームワークを支える思いやり等の豊かな人間性を育む教育活動の充実を図っています。
①本校が位置する愛宕浜・姪浜とともに対岸の能古島も含む周辺地域を舞台とした福女型 PBL(Project-based Learning)
②福岡市の姉妹都市プサンの姉妹校である東萊女子高校や高大連携協定を締結している東西大学校との国際交流及び短期留学
③福岡大学や福岡看護大学、福岡医療短期大学と締結している高大連携協定に基づく連携事業(大学での講義受講、大学教員等による出前授業や授業支援等)
本校は、次年度(令和7年)創立100周年を迎えるとともに、令和9年度の入学生から男子生徒の受入れを開始することとしています。これまで培ってきた歴史と伝統を大切にしつつ、これからの社会を豊かに生きるために必要な学びを実現するよう、果敢にチャレンジしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
沿革
- 大正14年 5月15日
- 実業学校令による福岡市立第一女学校設立認可、
福岡市小烏馬場(警固神社北隣)独立校舎新築開校 - 昭和15年 9月1日
- 福岡市長浜町市立高等実業青年学校の一部を仮校舎として移転
- 昭和16年 10月6日
- 福岡市大名町223の6(現赤坂小学校)に新校舎落成移転
- 昭和17年 3月24日
- 福岡市第一高等女学校設立認可
- 昭和19年 4月10日
- 校舎は西部軍司令部に収用されたため、福岡市千代町市立拓殖専門学校(現千代中学校)を仮校舎として移転
- 昭和21年 1月15日
- 終戦により校舎は返還され大名町の本校舎に復帰
- 昭和21年 2月15日
- 不慮の大火により校舎焼失、福岡市奈良屋小学校の一部を仮校舎とし移転
- 昭和23年 4月1日
- 火災復旧第一次工事竣工、大名町本来の地に復帰、新学制により福岡市立第一女子高等学校となる(定員600名)
- 昭和24年 4月1日
- 食物科設置
- 昭和25年 4月1日
- 被服科、保育科設置
- 昭和26年 1月1日
- 学校名称を福岡市立福岡女子高等学校と改称
- 昭和28年 6月10日
- 附属幼稚園を設立
- 昭和30年 1月
- 校歌制定
- 昭和31年 1月14日
- 創立30周年記念式典挙行
- 昭和36年 4月1日
- 普通科、家政科設置、生徒定員は900名
食物科調理師養成施設として指定 - 昭和40年 8月
- 保育科保母試験受験資格認可(厚生省)
- 昭和40年 11月1日
- 創立40周年記念式典挙行
- 昭和49年 3月30日
- 福岡市西区姪浜町961-1に学校移転
- 昭和50年 11月1日
- 創立50周年記念式典挙行
- 昭和60年 11月1日
- 創立60周年記念式典挙行
- 昭和63年 9月20日
- 大韓民国東莱女子高等学校との姉妹校締結
- 平成6年 4月1日
- 家庭科関連学科の改編(服飾デザイン科・食物調理科・保育福祉科・生活情報科)、国際教養科の新設
- 平成7年 3月31日
- 福岡市西区愛宕浜3-2-2に学校移転
- 平成7年 10月27日
- 新校舎落成・創立70周年記念式典挙行
- 平成8年 6月9日
- 友修会(同窓会)よりブロンズ像「春声」寄贈
- 平成17年 11月3日
- 創立80周年記念式典挙行
- 平成19年 8月
- 普通教室24他8室にエアコン設置
- 平成25年 4月
- 普通科看護進学コース新設
- 平成27年 10月24日
- 創立90周年記念式典挙行
- 令和7年
- 創立100周年記念式典(予定)
校歌
平和の杜よ 平和の杜よ
爽やかに 朝日照さん
いらか連なり 乙女ら集う
ああ 清き歌声
われらをみな
われらをみなよ
福岡女子高校
歴史は移れ 歴史は移れ
限りなき 未来讃えん
心優しく 磨かん珠を
ああ 清きこの窓
われらをみな
われらをみなよ
福岡女子高校
背振の嶺よ 背振の嶺よ
新らしき 叡智謳わん
自由の園に 女性の道を
ああ 清く進まん
われらをみな
われらをみなよ
福岡女子高校